Warning: Use of undefined constant ace - assumed 'ace' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/luxology/www/web_new/tipsblog/wp-content/plugins/advanced-category-excluder/advanced-category-excluder.php on line 310

Warning: Use of undefined constant ace - assumed 'ace' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/luxology/www/web_new/tipsblog/wp-content/plugins/advanced-category-excluder/advanced-category-excluder.php on line 310
【ColorWay】ColorWay Presenter用データの作成方法 — MODO 機能紹介・チップスサイト



MODO 機能紹介・チップスサイト このサイトでは、MODOの基本機能やチップスをご紹介していきます。

【ColorWay】ColorWay Presenter用データの作成方法

https://www.youtube.com/watch?v=ovBtUv_tk6g

このビデオでは、Colorway Presenter用にデータを作成する方法について解説していきます。Colorwayの優れた点として、マテリアルやライティングに関して設定可能なオプションをあらかじめ限定して提供することで、デザインの決定権を持つクライアントやスタッフが、その中からオプションを選ぶことができるという点にあります。

現実世界においても、選択できるマテリアルの色というのには物理的また予算的な関係で限りがありますし、シーズンによってそのブランドの色を変えるといったこともあるでしょう。Colorwayでは編集できるマテリアルやライティングに対して制限をかけることで、ColorWay Presenterの中ではあらかじめ限定して定義されているオプションから、クライアントやスタッフがデザインを選択できる仕組みとなっています。

まずはチュートリアルデータから始めましょう。これはMODOでレンダリングされたColorWay用のデータです。このデータをもとにColorWay Presenterで使用できるように様々なオプションに対して制限をかけていきます。例えば、このコーヒーメーカーの台座に対しては固定として、Presenterでは編集できないように設定してみましょう。

まずはカップの台座となるパーツに対して黒色を設定し、ロックをかけます。パーツリストを表示させ、サムネイルの右下にある鍵アイコンをクリックします。これでロックがかかりましたので、ColorWay Presenterの中ではこの二つのパーツに対しては編集することはできません。

ライティングに対する処理も同じような感じになります。ライトアイコンをクリックして、ライトリストを表示しましょう。このシーンでは、ライティングを変えることで背景を変えることができますが、このコーヒーメーカーを照らしている他のライトに対しては固定とし、編集できないようにします。背景を変更するライトはPoint:backとPoint:back2ですので、この二つのライトに対しては何の処理も行いません。それ以外のライトをSHIFTキーを押しながら全て選択し、鍵アイコンをクリックすれば、これらのライトに対してはPresenterでは編集できない状態になります。

編集可能なパーツに対しても、選択できるマテリアルをいくつかに絞って提供するようにします。まずこのコーヒーメーカーの側面のパーツから始めましょう。この側面にはマテリアルをいくつか用意しておきます。マテリアルパレットを開くと、MODOファイルからデフォルトで読み込まれたマテリアルが用意されているのが確認できます。プラスのアイコンで新たにマテリアルを作成したら、Add Textureで花の画像を読み込みます。このマテリアルをパレットからコーヒーメーカー側面のパーツへとドラッグアンドドロップし、マテリアルを適用します。

次に、新たに3種類の赤い色のマテリアルを用意しましょう。新たにマテリアルを三つ作成し、それぞれに異なる赤い色を設定します。これをコーヒーメーカーの別のパーツへと三つとも適用します。これらのマテリアルを複数のパーツへと適用したら、あとはマテリアルを変更するだけで、複数のパーツが同時に変更できるようになります。

このような設定手順を踏んでいくことで、こちらのシーンでは各パーツに対して様々なマテリアルが用意されています。

では実際にこの同じファイルをColorWay Presenterで読み込んでみましょう。ColorWay Presenterは見た目はColorWayとほとんど同じです。ただしプロジェクトファイルを読み込んでみると、ColorWayの場合はビューポートの中にアイコンが五つ用意されていましたが、ColorWay Presenterの場合はアイコンは三つだけ、ルックスとパーツ、それにライト用のリストだけとなっています。

パーツリストを見てみると、ColorWayの方ではロックがかかった状態ですが、Presenterのほうではリストに表示されていません。同様にライトリストでも、Presenterでは背景を編集する二つのライトのみが提供されています。パーツをクリックしてみると、マテリアルパレットは提供されていないので、マテリアル自体を編集することはできず、提供されているマテリアルの中から選ぶという形になります。

今回はColorWayとPresenterを同時に起動して、ColorWayで定義したオプションがPresenterでどのように見えるのかを解説しましたが、Presenterを起動しプロジェクトを読み込まなくても、ショートカットキーEのキーを押すと、ColorWayの中ではPresenterでの見え方をエミュレートすることも可能です。もう一度、Eのキーを押せば元のColorWayの編集モードへと戻ります。

このようにして、Colorway Presenterではあらかじめ定義されたオプションの中から気に入った設定を選択することができ、それらを組み合わせて、何パターンものルックスを作成することができます。クライアントがルックスを決定したら、Ctrl(Cmd)+Shift+Eキーを押すことで、拡張子lkpファイルへと出力(エクスポート)することができ、Presenterから出力したルックスの情報を、ColorWayへと読み込むことができます。

ColorWayを開いてみると、このシーンにはルックスはOrigianlの一種類しかありません。今度はCTRL(Cmd)+SHIFT+Iキーでlkpファイルをインポートします。するとルックスにはlkpファイルに含まれていたルックスがリストされるようになりますので、右矢印・左矢印キーでルックスを切替ながら確認することができます。

ですので、例えばデザイナーはクライアントが選択できるように、ColorWayで様々なバリエーションのオプションを定義しておき、そのファイルをクライアントへと送ります。デザインの決定権を持つクライアントはPresenterでファイルを開き、デザインを確定してルックスを出力したら、出力したlkpファイルをメールでデザイナーへと送ります。そうすれば、デザイナーは受け取ったlkpファイルをColorWayへと読み込んで、クライアントが決定したデザインを確認できるようになります。

2015年4月21日