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設定ファイルのカスタマイズ方法 — MODO 機能紹介・チップスサイト



MODO 機能紹介・チップスサイト このサイトでは、MODOの基本機能やチップスをご紹介していきます。

設定ファイルのカスタマイズ方法


https://www.youtube.com/watch?v=ZLNVVZwRRC4

MODOでは基本的にバージョンやサービスパックが異なるときには、拡張子BAKがついたバックアップファイルを作成し、コンフィグファイルをさらの状態へと戻しています。これは追加もしくは修正された機能に対するコンフィグファイルへの入出力部分が異なる場合、以前のコンフィグファイルを使っていると動作が不安定になったり、正しく起動できない場合もあるからです。

とはいえ、自分で使いやすいように設定しておいたレイアウトや、必ず設定する初期設定などを、次のバージョンでも使いたい場合もあるでしょう。そういった場合のために、設定ファイルのカスタマイズ方法を解説します。

ためしにまず、初期設定を変更してみます。例えば初期設定ではデフォルトで保存時の画像フォーマットを指定することができるようになっています。システムメニュー > 初期設定で初期設定パネルを開き、ファイル入出力画像入出力からデフォルト画像形式をTargaからPNGへと変更してみます。さらに、ビューポートの回転をY軸固定にするために、表示OpenGLトラックボール回転をオフにし、さらにビューポート単位のトラックボールオプションを上書きをオンにしておきます。こうすることで、全ての3Dビューポートにおいてビューポート回転がY軸固定になります。

ではこの設定を個別のファイルへと書き出しましょう。設定ファイルを個別に書き出すには、ファイルメニューの設定の書き出しを行います。書き出す場所はデフォルトでユーザーコンフィグフォルダの中になっています。このユーザーコンフィグフォルダの中に保存したコンフィグファイルは、起動時に必ず読み込まれることになります。

保存するコンフィグファイル名称を指定したら、設定の出力パネルが開きます。一部出力がデフォルトでは(全て)になっていますが、ここを開いてみると、各カテゴリが分かれているのがわかります。設定ファイルを個別に書き出す場合には、このカテゴリにそって書き出すとうまく行きます。

今回は初期設定の中の設定を個別に書き出したいので、初期設定を指定しておきます。このファイルに追加オプションをオンにすると、以前作成しておいたファイルに追加しますが、オフの場合には新規でファイルを作成することになります。また自動的にコンフィグファイルを読み込ませたいので、作成したファイルを読み込むオプションをオンにしておきます。この状態でOKボタンを押すと、設定ファイルが書き出されます。

書き出された設定ファイルをテキストエディタで確認してみましょう。XMLの形式でファイルが書き出されているのがわかります。ではいったんMODOを終了し、コンフィグファイルも削除し、デフォルトの状態へと戻してみます。この状態でMODOを起動してみると、すべてがデフォルト状態になっているにもかかわらず、初期設定パネルを開いてみると、先ほど書き出した設定がきちんと反映されていることが確認できます。

では次にレイアウトの設定を書き出してみましょう。例えば、モデルレイアウトに対して変更を加えてみます。レイアウトの設定を書き出す場合、まず先にこのレイアウトを保存させておく必要があります。レイアウトメニュー > 上書き保存でレイアウトを記憶させておきます。レイアウトを記憶させたら、先ほどと同様、ファイルメニュー > 設定の書き出しでファイル名称を指定した上で、一部出力レイアウトへと変更し、出力します。

もう一度、MODOを終了し、大元のコンフィグファイルを削除し、MODOを起動させてみると、デフォルト状態であるにもかかわらず、レイアウトは先ほど設定したレイアウトになっているのが確認できます。

このように、カスタマイズして保存しておきたい設定というのはカテゴリに分けて書き出しておくことで、デフォルトの状態であっても、かならず読み込まれて反映されるようになります。

2016年5月25日