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線画調のレンダリングを行うには — MODO 機能紹介・チップスサイト



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線画調のレンダリングを行うには

http://www.youtube.com/watch?v=M_mUKGmKWW8&hd=1

今回は線画調のレンダリングを行う簡単な方法をご紹介します。

サンプルとして部屋の中を表現しているシーンがあります。デフォルトでは、モノクロではありますが、リアルな陰影で表芸されたシーンになっています。ではこのシーンを線画調に仕立て直します。

まず、このシーンの中のマテリアルを統一します。マテリアルを統一するには、マテリアルグループを新たに設定する必要はありません。シェーダツリーからマテリアルを追加し、一番上へと持ってきます。

modoのシェーダツリーでは、Photoshopのレイヤー同様、処理を重ねていく方式となりますので、マテリアルグループで一番上に影響範囲を指定していないマテリアルがあると、シーン内にあるすべてのマテリアルに対して影響を及ぼすことになります。これにより、もともと設定している質感設定を崩すことなく、一番上に新たに追加したマテリアルで、線画調の質感設定を行っていけるようになります。

まず、線画調ということで光の影響を受け影を落とすといったシェーディングの処理がないため、マテリアル(反射)タブから、ディフューズ量およびスペキュラ量0にします。さらにこれだと全くマテリアルが見えてきませんので、マテリアル自身が発光しているかのような効果を出せるよう、マテリアル(透過)タブにあるルミナンス輝度の値を高めに設定します。

そうすると、一面真っ白になって、何も見えなくなりましたが、この段階ではこれでOKです。

次に線画となるには、マテリアルの輪郭が必要です。マテリアルの輪郭をレンダリングするために、レイヤー追加カスタムマテリアルCel Edges Materialを追加します。これは輪郭線を描くマテリアルですが、ディフューズやルミナンスといったマテリアルの設定の影響をうけません。このため、マテリアルが一面真っ白に表現されている状態でも、輪郭線が描画されるようになります。

このシーンではもともと大域照明がオンになっていましたが、この線画調の表現では大域照明は必要ありません。レンダリング時間を短縮したければ、大域照明タブから有効オフにしておくとよいでしょう。

また、今回は白一色にしましたが、ルミナンスの色を変更することで雰囲気も変わってきますので、トライアンドエラーを繰り返してみてください。

2013年11月1日