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【ColorWay】MODOからColorWayへのファイルの出力方法 — MODO 機能紹介・チップスサイト



MODO 機能紹介・チップスサイト このサイトでは、MODOの基本機能やチップスをご紹介していきます。

【ColorWay】MODOからColorWayへのファイルの出力方法

https://www.youtube.com/watch?v=xGVbV7IB0ic

このビデオでは様々に異なる目標や専門知識を有したデザイン決定に関わる全ての人たちに、デザインの意図を理解してもらい、デザインを決定するためのプロセスにフォーカスを当てることを目的としたアプリケーションであるColorWayについて解説していきます。軽い操作性と非破壊のマテリアル、さらにライティングの変更までもを可能とするColorWayは、デザイン決定に関わる人達に対して、明確な指示と利用効率を提供することができ、何度も繰り返し検討されるデザインワークフローにおいて大幅な効率化を図ることが可能です。

ColorWayでは、3DからColorWay用に出力されたデータを元にして、マテリアルやライトのオプションで最終的なルックス(見た目)を決定し、さらにそのデータを3Dソフト側へと戻すことで、より高解像度で詳細なレンダリングを行えるようになっています。

このビデオでは、まずMODOとColorWayとでデータをやり取りする方法についてご紹介します。チュートリアルを始める前に、あらかじめColorWay Kit For MODOをインストールしておいてください。このColorWay Kit For MODOをインストールすると、レンダータブのレイアウトではツールバー上にColorWayというアイコンが表示されるようになります。このアイコンをクリックすると、MODOのデータをColorWay用に出力するための、様々なボタンが用意されているのが確認できます。

MODOにはダウンロードでご提供しているチュートリアルのシーンデータが読み込まれてあります。このシーンはコーヒーメーカーのシーンとなっており、複数のエリアライトと、GIで使用するルミナンスを設定するためのメッシュとが用意されています。シェーダツリーにはコーヒーメーカーに関する様々なマテリアルが用意されています。ColorWayの中で色の設定を行いたいマテリアルに関しては、反射などの質感はMODOで設定しておき、素材の色はグレーのままに設定しておくと良いでしょう。グレーのままにしておいた方が、後々ColorWayで色の設定がしやすくなります。

ColorWayキットが具体的に何をするかというと、このMODOのシーンの中でColorWay内で編集したいマテリアルやライトに対して、ColorWay用のタグをつけます。このタグをつける作業の前に、まずは少し準備をしておきましょう。ColorWayにおいてテクスチャをマッピングしたいマテリアルに対しては、あらかじめUVを展開し、それを設定しておく必要があります。例えば、このシーンではコーヒーメーカーの側面に対してColorWayの中でテクスチャを設定していきたいと思いますので、まずこの側面のマテリアルである_body_CWに対してレイヤー追加処理Constantレイヤーを追加し、色をグレーに設定します。次にテクスチャロケータタブへと移り、プロジェクションタイプをUVマップに、そしてUVマップからこの側面に対するUVマップを設定します。

他にもテクスチャをマッピングしたいというマテリアルに対しては、全て同じ処理を繰り返しておいてください。この処理が終了したら、マテリアルに対してタグ付けを行います。キットを開いてみると、Tag All Materialsというメニューが用意されています。このメニューを使えば、全てのマテリアルに対して自動的にタグをつけることができます。ただ、シーン内のマテリアルの数が少なければこちらでよいのですが、あまりに多い場合には、その分ColorWayへ出力する際のレンダリングの時間が非常に長くなってしまうため、ColorWayで編集できるマテリアルを限定したほうが良いでしょう。

このチュートリアルではColorWayで編集可能にするマテリアルに対して、あらかじめ_CWという接尾辞を付けていますので、_CWがついているマテリアルだけをシェーダツリーから選びます。選択したら、ColorWayキットを開き、Tag Selected Materialsメニューを選択します。これは現在選択されているマテリアルだけに対してタグ付するもので、タグ付けが完了したらマテリアルはシェーダツリー上でわかりやすく色づけされるようになります。

次はライトに対してタグ付けを行っていきましょう。MODOでグループ化されまとめられたアイテムは、ColorWayの中でも有効になりますので、ここではArea Rightという二つのライトをグループ化し、それに対してTag Light Groupメニューでタグ付けを行います。また他の直射光となるライトを全て選択し、Tag Selectd Lightsでタグ付けを行います。さらにこのシーンではジオメトリのルミナンスによるライティングも取り入れたいので、メッシュLumiを選択します。ちょうど3Dビューポート上の左上にちらっと見えているメッシュです。このメッシュLumiを選択し、マテリアルを作成したら、マテリアル(透過)のタブにあるルミナンス輝度の値を5程度に設定します。設定したら、このマテリアルに対してもタグ付けを行います。このメッシュは実際はマテリアルとして編集したいわけではなく、ライトとして扱いたいわけですが、ColorWayに読み込んだ段階で、ルミナンスの値を見て、自動的にマテリアルではなくライトであると認識してくれるようになります。

マテリアルとライトに対するタグ付けが終了したら、Render Scene for ColorWayメニューボタンをクリックします。OKボタンをクリックすると、ColorWay用データを保存する場所を設定するダイアログが出てきますので、保存場所を指定するとレンダリングが開始されます。ColorWay用にレンダリングする場合には、タグ付けしたマテリアルやライトをColorWayの中で編集できるよう、通常のレンダリングよりも多くの処理を行っておりますので、その分時間はかかるようになります。

2015年4月21日