【MeshFusion】親子関係を利用してメッシュを埋め込むには

https://www.youtube.com/watch?v=76HtyFs0C6A&hd=1

今回はMesh Fusionと親子関係を組み合わせて、メッシュに簡単に他のモデルを配置する方法をご紹介します。

まずはシーンにサンプルとなるメッシュを読み込みましょう。今回はMedium CubeとBulletConeを使用してみます。

適切に配置したら、Medium Cubeを選択し、次にBulletConeを複数選択し、新規Fusionボタンから最初の選択メッシュをくり抜くをクリックします。これでMedium CubeがBullet Coneの形状で掘り込まれるようになりました。

今回、ツリービューは使いませんので、ツリー表示ボタンをクリックし、3Dツリーは非表示にしておきましょう。またクリアに見えやすいように、メッシュ表示もオフにしておきます。

ではこの掘り込まれて窪んだ形状に対し、BulletConeをぴったりと配置してみましょう。シーンにもう一つBullet Coneを追加します。掘り込むのに使用したBullet Coneの位置や回転、スケールに合わせる必要がありますが、これをひとつひとつ手で合わせていくのは面倒な作業です。

ここで親子関係を使います。後から追加したBullet Coneを、最初に読み込んだBullet Coneの子供にすれば、自動的にトランスフォームの状態が継承されるようになるはずです。

子に当たる後から追加したBullet Coneを選択した後で、親となる最初に追加したBullet Coneを追加選択します。セットアップタブへと移り、設定サブタブにある階層カテゴリの中のペアレントボタンをクリックしてください。このとき、左上にある補正ボタンは必ずオフにしておいてください。この補正ボタンがオンになっていると、同位置で親子関係を付けることになり、望むような配置にはなりません。

Fusion – モデルタブへと戻り、親に当たるBullet Coneを移動したり、回転させたり、またはスケールをかけてみましょう。必ずブーリアンの掘り出し箇所と、その上に配置するメッシュが一致するようになります。

また、子アイテムを選択してさらに調整を加えることも可能です。掘り出した個所にぴったり納めるのではなく、少し小さめにするのであれば、子アイテムのサイズや位置を調整してみてください。

プレビューレンダーでの確認も可能ですので、親アイテムを選択し、移動や回転、スケールツールを活用し、適切な配置場所を調整してみてください。