チャンネルハンドルの活用法

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MODO 801ではチャンネルの値をビューポート上で視覚的に簡単に操作できるためのチャンネルハンドルの機能がつきました。

まずはサンプルとして円錐を追加します。この円錐のZ軸に対する回転を操作するためのチャンネルハンドルを追加してみましょう。アイテムリストのアイテム追加 ＞ その他 ＞ Channel Handleを追加します。これがチャンネルを操作するためのハンドルです。このハンドルはシーン内のどこに位置していても構いませんし、シーン内に存在するどのチャンネルを割り当てることもできます。

追加したチャンネルハンドルを選択し、シーン内の操作しやすい場所へと移動させます。表示タブを開いてみると、このチャンネルハンドルに対する表示属性を変えることができます。ハンドルタイプではハンドルを様々な形状で描画することができますし、ハンドル描画軸によっては必ず視点に対して向かうような設定にすることも可能です。今回はハンドルタイプを回転を表すようなスピンにし、ハンドル描画軸を水平表示にしておきましょう。

次にこのチャンネルハンドルを、コントロールしたいチャンネルとをリンクさせます。コントロールしたいチャンネル、今回の場合、円錐の回転Z軸のチャンネルを選択し、右クリックでコンテキストメニューを開きます。ハンドルを割り当てを選択すると、このチャンネルとハンドルとをリンクさせるためのGUIが開きますので、ハンドルアイテムに追加したチャンネルハンドルを指定します。これで設定は完了です。

チャンネルハンドルはビューポート上でマウスを上に重ねると、ハイライト状態になりますので、ハイライトの状態でチャンネルハンドルをクリックアンドドラックすると円錐の回転Zの値が変更され、円錐が回転するようになります。

今回の回転の値はマウスのドラッグに対して調度よい感じで動いていますが、ドラッグに対する回転の変化具合を変えたい場合には、ハンドルを中クリックしてみるとプロパティが現れるハンドル感度の値を変更します。例えば、このハンドル感度の値を50％に設定すると、先程よりドラッグに対する回転の変更度合いが半分になります。

このチャンネルハンドルは、シーン内のどのチャンネルに対しても割り当てることができます。例えば、こちらのサンプルシーンではモーフが設定されています。モーフインフルエンスを追加したら、その強さに対してもチャンネルハンドルを割り当てることができます。