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ヘアガイドの作成・編集方法 — MODO 機能紹介・チップスサイト



MODO 機能紹介・チップスサイト このサイトでは、MODOの基本機能やチップスをご紹介していきます。

ヘアガイドの作成・編集方法


https://www.youtube.com/watch?v=A7VZTYFdYnM

今回はMODOでヘアやファーを表現するための、ガイドの作成および編集法について解説します。

MODOではファーやヘアの流れを決定づけるために、ガイドを活用しますが、まずはこのガイドをいちから作成してみましょう。ペイントレイアウト > ヘアーツールガイドカテゴリの中にあるガイドを作成をクリックします。ビューポートをクリックすると、現在のメッシュレイヤーにあるジオメトリに対してガイドとなるラインがひかれるようになったのが確認できます。

メッシュにマテリアルを割り当て、シェーダツリーのレイヤー追加特殊Fur Materialを追加します。F8キーを押してプレビューウィンドウを出し、ファーを確認してみましょう。ガイドの動きに合わせて、ファーが作られているのがわかります。このガイドを編集するには、ヘアーツールタブのツール群を使います。基本サーフェイスと衝突オプションをオンにしておくと、ガイドがメッシュに衝突しながら変形させることができます。ガイドを編集するツールの使い方は、MODOにおけるペイントやスカルプと機能と同様、右マウスでブラシのサイズを確定し、左マウスで流れを作ります。これらのツール群は個別にガイドを編集しますが、ガイドカテゴリにあるガイドを編集ボタンではガイド全体を編集します。

ファーのプレビューに時間がかかるような場合には、シェーダツリーで計算が早くなるように設定します。現在、ファーを生やしているマテリアルグループをBase Shaderの上へと移動させ、ファーのマテリアルグループの中にファー専用のShaderを追加します。Shaderの表示属性をカメラに可視以外をオフにします。Shader Treeは下から上に対して効果を積み上げていくため、こうすることで、シーンの中のメッシュに対してはBase Shaderの設定が生き、ファーを生やしているメッシュに対してのみ、専用のシェーダの効果が効くようになります。カメラに可視のみをオンにすることで、他の計算を行わないため、プレビュー速度が向上します。十分な質感を確認することはできませんが、ファーの流れを確認するには十分です。

ではファーの流れをもう少し見ていきましょう。デフォルトの状態では、ガイドに対してファーがふさふさしすぎていて、少し制御しにくいので、ファーがガイドに極力沿うようにプロパティを変更します。ファーキンクタブにファーの広がり具合をコントロールするプロパティがありますので、それらを全て0に指定します。ガイドのセグメント数が少ないと、ガイドにキレイに沿わなくなるため、Fur Materialの最大セグメント数の値を上げます。この値は上げ過ぎると計算量が多くなり、演算処理が遅くなってしまうため、バランスをとるようにしてください。

ガイドとガイドの間隔が離れていると、キレイにファーが生えない箇所が出てくる場合があります。そのようなときには、ガイドを生成ボタンをクリックし、モードを補間にしガイドを一本ずつ埋め込みます。この補間モードだと、クリックした箇所の直近の3本のガイドから補間して新たにガイドを作り出します。MODOの他のツールと同様、Shiftキーを押しながらクリックすると、ツールを連続して実行できるようになりますので、プレビューで確認しながら、ガイドを追加していくと良いでしょう。

このようにガイドを生成することができますが、自分でガイドを用意することもできます。カーブポリゴンを生成しておくと、自動的にガイドとして認識してくれます。Fur Materialを適用し、ファーガイドのタブから基本サーフェイスからガイドを使用オプションをオフにし、ガイドオプションを範囲に設定します。すると、同じメッシュレイヤーにあるカーブポリゴンをファーのガイドとすることができます。ヘアなどメッシュに沿った複雑な形状で設定した場合には、そのメッシュを元にしたガイドを用意したほうがスタイリングがうまくいきます。

髪の毛の場合、ガイドの流れが決まったら、レイヤー追加カスタムマテリアルHair Materialを追加します。これがヘア用のマテリアルです。デフォルトの設定だと、毛の一本一本が太すぎてリアルに見えません。そのような場合には、Fur Materialの幅サイズの相対幅の値を低めに設定することで、よりファーやヘアらしい質感に近づけていくことができます。

2016年9月13日